この点を抑えるだけでも、そのスタートした先のリスクは大幅に削減出来ることになります。

そして次にやることは、オープンした後は、とにかく一気に繁栄店を目指すのでは無くて、それは徐々にそうなっていくように、自分が一度決めたことは、ブレない気持ちを強く持って、毎日毎日を確実に一方ずつ前進出来るように、運営していくことを志して欲しいということです。

よく、本オープンと同時に大きな宣伝をおこなって、一気に繁栄店を目指そうとする考えの人がいます。

しかし、私達から言わせれば、それはスタート間際のまだオペレーションも完璧ではない中でやることではない、やってはいけないことだと思います。

そのオープンしたばかりのお店に来てくれたお客様というのは、その初来店こそが、その店の全てだと評価します。

 

店側が言う、オープンしたてでまだ慣れていないとか、そのせいで不手際があったなどというのは、お客様には何も関係のない事です。

その時にやってしまったそれらのミスというのは、その後のお店の運営にも大きく影響をしてくることにもなります。

特に不特定多数が往来する一等地ではない限りの、地域に根ざした運営をしていかなければならない場合は要注意です。

 

開店早々「あの店行ったけど最悪だったよ」などという噂が流れようものなら、狭い商圏地域で営業していくなら致命傷になります。

 

売上というものは、『客数』×『販売単価』×『リピート回数』で構成されています。

 

新規開店と同時に『客数』の部分を一気に取ろうとして大きな宣伝をしても、たいていそれは一時的なものに終わってしまいます。

それよりも確実に売上を上げていく方法は、ちちょっと時間はかかりますが『リピート回数』を増やしていく方が正しい方向だと言えます。

繁栄店というのは、この『リピート回数』の部分が突出しているからこその繁栄店だということを知る必要があります。

よく言われていることに『その店の2割の優良顧客が、その店の8割の売上を作る』というものがあります。

これはどういうことかと言うと、それだけの売上を作る、その2割の優良顧客、つまり上得意客を作ることが出来れば、売上の80%前後は見込める訳で、それさえ出来れば、あとは少しずつこの裾野(優良顧客の分母)を増やしていけば、その商売は繁栄していくということを意味しています。

つまり、10人のお客様が来たら、その内の2人は絶対的な上得意様=常連リピーター様になってもらう。
繁栄店という店達は長年の営業努力によって、そうやって着実にその店のファンとも言えるリピーターを増やしていって、それで今、誰もが認める繁栄店として君臨しているのです。