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1.  まずは、どういう理由から飲食店をやりたいのかを明確にする。 お客様とは何かを考える。

飲食店をするに当たっては、ただ大金を手に入れたい、とにかく稼ぎたい、勤めだと面白くない、カッコイイから独立をしたいという動機の方には余りお薦めはしません。
あくまでも、お客様とのやりとりや、対話の触れ合いに喜びを感じたり、やり甲斐を感じたりして、その延長線上に自分の頑張りとしての収入が入ってくるという、そういう風に考えられる方の方が向いている業種といえます。
あくまでも商売とは、お客様がその価値を感じてくれて、初めて成り立つものです。
繁栄する商売とは、
お客様  >  お店、サービス提供者であり、
なんとか存続する商売とは、
お客様  =  お店、サービス提供者となり、
立ち行かなくなる商売とは、
お客様   <   お店、サービス提供者となっていきます。
よく言われるような、お客様は神様だとか、そんな風にまで敬う必要はありませんが、そうは言っても、商売とはお客様あってのものですので、その感謝の気持ちは常に忘れてはいけないと思います。

2.  開業するに当たっては、自分が好きな食べ物、興味がある業種を選ぶ。

手掛ける業種は、やっていて自分が楽しく思える業種、好きな食べ物を扱う業種を選び、決して流行りだけを追ったものや、自分が好きではないものを取り扱う業種には手を出さない方が無難です。
自分が興味があるもの、好きなものには必然的に努力や改善をして行きますが、始めた動機がそうではないものは、諦めが早かったり、努力を怠る傾向が強いと言えます。

3.  開業に当たっての資金調達は、絶対的に必要な資金よりも多めに調達する。

例えば開業するに当たって、調達出来る資金が1000万だとすると、初期投資費用として当てるのは最高でも70〜80%を上限として考えて欲しいと思います。
どんな商売でもそうですが、最初から計画通りにいくとは限りませし、運転資金は必ず必要となります。
出来る限りは、万が一のイレギュラーな対応にも対処出来るだけの資金的余裕を考えたいところです。
居抜き物件の什器などは、契約時には問題がなくても、開業して営業している内に、暫くすると故障したり不備が出てくる恐れもあります。
そういう万が一の際に慌てずに対処出来るぐらいの余分な資金を残しておくことは、経営をしていく上での精神的な大きなアドバンテージにもなっていきます。

4.  自分が出店したい地域の調査は、時間と手間暇をかけて十分に行なう。

自分がやりたい業種が決まり、やりたい方向性が決まったら、出店をしたいその地域に同じ形態の同業店はどの程度いるか、ライバルには何処が当たるかなどを徹底的に調査をして欲しいと思います。
事前にそのライバル店となる店へ食事に行って、その店のメニュー構成、単価、サービス内容、店内外の造形造作、お客さんの入り具合、雰囲気なども把握をしたいところです。
出店予定地域に既に強力な繁栄店がある場合は、その地域への出店自体を見直すことも必要となります。

5.  誰に対して何を、どうやって、いくらで、どうしたいかという、明確なターゲット設定を定める。

海に行って狙った魚を釣る為には、ただ適当なポイントに、自分が勝手に思いついた深さに、自分が好きなエサを付けて仕掛けを落としても、その狙った魚が釣れることはまずありません。
実際の飲食店の運営というのもこれと全く同じで、まずはそのターゲット設定が定まっていないと、うまくいくことは絶対にありません。
まずは最低でも
①場所は何処で(出店エリア)
②誰に対して(ターゲット層)
③何を(メニュー内容、サービス内容)
④どのように(提供方法、スタイル)
⑤単価(見合った価格)
の設定は念入りにおこなっておきたい内容です。